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2006年12月 1日

安全で美味しい珈琲をめざして

私が珈琲を取り組みきっかけはチョットした疑問と美味しいコーヒーとの出合いからでした。
珈琲店に勤務し毎日お客様に提供しているコーヒーのことをもっと知りたいとの思いから調べてみると、生産国の地域名や等級などの名称は分かりましたが、日本で栽培されていないということもありそれ以上の明確な情報が少なく品質や産地の事情や取引のシステム等知るよしもなく、輸入された原料豆も一部の珈琲問屋で焙煎され喫茶店やレストランに納品されていました。
そんな時雑誌で自家焙煎珈琲店というのを見かけて早速お店を訪ねて珈琲をいただきその美味しさに驚きました。
やはり珈琲も他の生鮮食品と同じで新鮮なものが美味しいことを知ったのがきっかけでした。
その後各地の珈琲店を飲み歩き手探りでコーヒーの情報を集め自分で珈琲店を開業したときはすぐに自家焙煎に取り組みました。
焙煎機の改造や抽出方法を工夫する一方、生産者の顔の見える珈琲を目指して安全で品質のよい原料を入手するため産地視察に出向き国による生産方法の違いや事情を知ることで最もよい方法で原料を確保してきました。
お客様に情報を公開し分かりやすい珈琲を提供することを理念として創業以来今日も地域に密着したコーヒー店として取り組んでいます。
また安全で安心できる流通のために自社レベルの取り組みに加え世界基準のトレイサビリティと味覚基準の推進のために各種認証団体に加盟し積極的に活動しています。
現在加盟団体
2002年 有機JAS認証焙煎工場          認定
2003年 日本スペシャルティコーヒー協会    設立メンバーとして参加
2004年 ウツ・カフェジャパン            設立メンバーとして参加


(記:キャラバンサライ株式会社 西岡 憲蔵)

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2006年12月 7日

コーヒーの産地は

コーヒーを難しく考える必要はありませんが、おいしく飲むためには基本的な知識を知っておくと良いでしょう。このコーナーでは、「とっておきの一杯」、「おもてなしの一杯」をよりおいしくするための、いろんな知識やプロの『こつ』をご紹介します。
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コーヒーは農産物実用的な栽培種は
アラビカ種、リベリカ種、ロブスタ種の三原種。世界のほとんどのコーヒー産地では、アラビカ種を原種として品種改良されたコーヒーが栽培されているが、産地による違った風土気候の中でそれぞれ個性豊かなコーヒーとなりストレートではその豆の持つユニークな味と香を楽しむことができます。
コーヒーの産地の紹介
コーヒーの産地は赤道を中心に南北回帰線の間で栽培されています。
産地による味の特徴は栽培種、栽培法に大きく影響されますが、大別しブラジル、中南米系、アジア系、アフリカ系、カリブ海系にエリア分けすると理解しやすいです。
世界一の生産国ブラジル
コーヒーを扱うものにとって無視することは出来ません、生産量が多いということは品質もグレードも色々です、国際相場にも大きな影響があります。ブラジルが豊作であればコーヒーの相場は下がります。
逆に凶作とか災害に遭い生産量が少なくなると価格が高騰します。種改良や精選設備なども大きな影響をもっています。
中南米系
コーヒー生産地の多くが山岳のため昼夜の寒暖差があり果実の成長期間が長く熟度の高い実が産出されますまた、山の傾斜があり機械などによる大量生産が出来ません人手による収穫や乾燥処理が必要です、そのことが結果的に品質の良いコーヒーが生まれる結果となったと考えられます。
収穫も人手で行うわけですからよく熟した実だけをとります。ガテマラなどの小農家は乾燥処理も自分たちで行いパーチメントの状態で輸出業者に販売します、農家にとっては大きな現金収入となるので高く取引するために丁寧に行いますこれも処理技術の向上となり多くの熟練者が育っています。
アジア系
アジアも栽培や収穫などの方法は中米と似ていますが流通形態の違いから処理の方法が少し違うため品質の劣化が起きている場合があり品質に大きなばらつきがあり買い付け方法を確立しないと安定した原料の確保は難しくなります。ここまで殆どアラビカ種についての事を書きましたがアジアの中でもインドネシアやベトナムはロブスタ種の世界1の生産量を誇っています。味は圧倒的にアラビカ種が人気があるためロブスタ種の多くがインスタントコーヒー等の原料として輸出されていますがレギュラーコーヒーのブレンドに使用する事でアラビカ種だけでは表現できないようなブレンドを創造する事も出来ます。特にアイスコーヒーや缶コーヒーのコクを出す為であったり、エスプレソコーヒーのカプチーノなどのミルクに負けないボディのあるブレンドを作る事も出来ます。
アフリカ系
有名な物ではエチオピア「モカ」タンザニア「キリマンジャロ」ケニアなど殆どのコーヒー好きはしていると思います。エチオピアはコーヒー発祥の地であると言われています。 6世紀に羊飼いのカルディが自分のヤギが赤い木の実を食べてはしゃいでいるのを見て自分も食べ手みると元気になり村に帰ってお坊さんにこの話し伝えたのが始まりと言われています。アフリカ系のコーヒーはこのように元々自生していたコーヒーから収穫が始まっており自然に則した環境で育っているので力強い大自然の味があるように思います特にエチオピアモカは他の国のコーヒーにブレンドしてもその個性が失われず力を大きく発揮するのでブレンドには欠かせません。
カリブ系
ここではあの有名なブルーマウンテンの産地ジャマイカがあります。カリブ海に浮かぶ島々では他にもキューバやドミニカ、ハイチ等がありますがよく似た気候風土の中で栽培品種も似ているため同じ系統の味や特徴が在ります中でもジャマイカのブルーマウンテンエリアは別格で特に日本では高く評価され殆どが日本に輸出されています。価格も一番高いコーヒーとなっています。

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2006年12月 8日

手軽で美味しいペーパードリップコーヒー

毎日飲むコーヒーをおいしくする器具として手軽で経済的、しかも自分の味が作れる[ペーパードリップ]。
《ドリップの適温》
熱すぎるお湯は味をこわしてしまいます。沸かしたてのお湯は避けましょう。 
■浅煎り豆なら90~95度、深煎り豆なら85~90度がお湯の適温です。
■沸騰したお湯(96~98度)は30秒で1度下がります。
  火を止めて2~3分経ってから使用する(その間に準備)とよいでしょう
《最初の粉のむらしがポイント》
おいしくならない人の多くは、「むらし」が長すぎるか短すぎることが原因のことがあります。 「むらし」は長すぎず、短すぎず、コーヒー(粉)の状態によって変える必要があります。 
■湯を注いでも膨らまない物は豆が古く、繊維も固くなっているので「むらし」はできません。
  さっさと湯を注いで、さっさと飲みましょう。  
■きれいに膨らむ物は、膨らみきったところで「むらし」は終わり。(約20~30秒)  
■2回目の注湯(ここが大切!)が遅くなるとせっかく伸びたコーヒーの繊維がまた縮んでしまいます。
こうなると抽出に時間がかかり、今一つの味になってしまいます。(経験した人も多いはず!
《注湯の速度について》
注湯の速さでも味は変わってくるのです。 
■細口のポットでゆ~っくり、じ~っくり注ぐと何とも言えないコクと甘みのあるコーヒーに・・・  
■さっぱりと飲みたいときには速度を早めて「さっさっ」と注ぐ。 →ここまでできればもう上級者!
《最後まで落としきらないこと》
コーヒーのおいしい成分は速く抽出されます。ですから、1杯でも10杯でも時間をかけすぎないことが大切(3分以内)なのです。また、ペーパーの中のコーヒー液を最後まで落としきると、おいしくない成分が抽出されてしまうので、少し残っている時点で切り上げましょう。(大切なポイントです)
ペーパードリップ図解説明

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2006年12月12日

◎抽出器具の特徴◎

ペーパードリップ
原理は布ドリップと同じ、抽出技術による味の違いはあるが、後始末が楽で毎回同じ条件で入れることができる
ネルドリップ
自分で時間、温度、量、を決定でき、慣れると非常に美味しいコーヒーが作れる。抽出技術による味の違いはあるが、後始末と管理がよければ繰り返し使用できる。
サイホン
湯温が調整出来ないので粉の荒さ量、時間で整える、少量でも非常によい香が出る、器具の管理が面倒。
パーコレーター
ボイル式と原理は変わらず、おおざっぱなコーヒーとなる時間で濃度を調整できる。香は余り期待できず一般的でない
エスプレッソ
蒸気圧により高温で抽出するため浅煎りコーヒーだと成分が出過ぎるので深煎りの方が適している。苦味の強いコーヒーとなり表面に蒸気圧による細かい泡が出る。これをクレームドカフェと称して好まれる(家庭用直火器具では圧が足りないためあまり出ない)
ボイル
文字どうり煮だしコーヒーの事である。一番原始的な抽出方法で一般的でないがいまでもエチオピアなどもちいているところもある。
ダッチコーヒー
19世紀の初めに、オランダの領地で考案されたという、水の浸透により時間をかけコーヒーのエキスを抽出する方法、熱をかけずに抽出するので独特の香となり好みに個人差がでる

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2006年12月15日

コーヒー豆の精製

収穫したコーヒー豆の精製方法には大きく分けて以下の2種の方法があります。
乾燥式(ナチュラル)収穫した果実を天日乾燥させ脱穀機で果肉とシルバースキンを削除し生豆を取り出します。
水洗式(ウォシュド)収穫した果実を貯水槽に入れ不純物や未成熟豆を浮かべて取り除き果肉除去機にかけて果肉を取り除きますさらに発酵槽にいれ残留した果肉と粘着質を溶かしその後水洗いし乾燥を行うとパーチメントコーヒーとなります船積にする際脱穀して生豆となります。
さらに最近ではエコウォッシュドとかパルプドナチュラルとか両者の中間及び特徴を生かした精製方法も試みられています、どの方法も優劣をつけがたいですが私は本来のナチュラルとウォッシュドの特徴ある仕上がりがその生産国の味の個性となっている以上その個性を壊さない製法にこだわっていくべきと考えています。
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2006年12月18日

生豆の品質

生豆のグレード分類は世界共通ではなく、産出国の基準で表示されるのでその基準の中で選択しなくてはならない、ブラジルなどでは農園名、扱い業者名スクリーン、グレードなど細かな分類がなされている。
<中米などは標高差で分類されています>
一般的に高地栽培の豆は低地栽培の豆より成熟に時間がかかり、良く熟した豆となるため甘味、香りが優れている、当然低地産の豆より品質が高く評価されます山の高度によりSHB,HB.等と呼びます。
<欠点数による分類>サンプルの中にどのくらいの割合で欠点となる豆が入っているかによりG1.G2G3,G4等と分類されています、この基準も生産国によりばらつきがあります。
<豆のサイズによる分類>
スクリーンにかけて大きさで14#16#18#とかまたサイズをAAとかA.B.Cピーベリーなどと呼称をつけて呼んでいる国もあります。

最近ではさらに栽培エリアや農園の管理状況まで踏み込んだスペシャルティコーヒー作りがなされています

スペシャルティ珈琲については次回

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2006年12月21日

コーヒー豆の選び方

《新鮮さを示す目安》
コーヒーをひいた時に、香ばしい新鮮な香りがすること。
抽出の時に充分に粉が膨らむこと。(膨らまない粉は古い)
不快な酸味(酸化による酸っぱ味)がないこと。
 <コーヒー本来の酸味とは別のものです>
コーヒーの抽出液に濁りがなく澄んでいること。

《缶入りや袋入りのものを買う時の留意点》
製造年月日、賞味期限を目安にし、できるだけ新鮮なものを選ぶ。
 (賞味期限が書いてないものは買わない)
豆が見えるものは、粒が大きく揃っていて不純物の少ないもの。

《量り売りで買う時の留意点》
よく売れている店で買うように。(試飲のできる店はさせてもらいましょう)
店員がコーヒーについてよく知っていること。(質問してみよう)
豆を入れているビンやケース、また店内が清潔かどうか。
豆の粒が揃っていて不純物の少ないもの。

《保存方法》
コーヒー豆は生鮮食品と同じです。特に湿気や空気(酸素)、熱に弱いので、長期保存はやめましょう。
1週間~10日ぐらいで使い切る分量に小分けして密封保存。
冷蔵庫(又は冷凍庫)などの冷暗所で保存すること。
新鮮な香りがしない物や酸化したものは、おいしくないばかりか、身体にも良くないので飲まないようにしましょう。

★コーヒーは煎ってから時間が経つに連れてどんどん劣化していくものです。
真空パックや窒素充填も劣化の速度を遅れさせる1つの手段にすぎません。

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2006年12月24日

スペシャルティコーヒー

豆のサイズによる分類・欠点数による分類・カップによる分類一般的にはブラジル方式すなわち欠点による引き算方式の基準が採用されています。
最近(SCAA)スペシャルティコーヒーの採点方式はこの方式の上にさらに味覚の特性を導入しています。
SCAA(1982年アメリカで結成された)SCAE(ヨーロッパ結成された)他にはコンテスト(インターネットオクション)物や各種認証団体のレインフォレスト・フェアートレード・オーガニックコーヒー・ウツカフェ・有機JASなど多くのものが混同されています。
日本スペシャルティコーヒー協会では
現時点でスペシャルティコーヒーの厳密な定義付けは難しく、生豆については、便宜的に大まかな基準として、以下の3項目をあげています。それらの条件が整えば、よい豆である可能性は高く、同時においしいコーヒーを生み出せる可能性も高いと言えるので、香味に連動する言葉として使用できるとしています
1、消費者(コーヒーを飲む)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること
2、風味の素晴らしいコーヒーの美味しさとは、際立つ印象的な風味特性があり、爽やかな酸味特性があり、持続するコーヒー感が甘さの味覚で消えていくこと。
3、カップの中の、コーヒーの風味のが素晴らしい美味しさであるためには、コーヒーの種子からカップにいたるまですべての段階において、一貫した体制・工程で品質向上策、品質管理が徹底していることが必須である。

キャラバンサライでは上記のことを踏まえ
産地契約し安全で美味しい珈琲を追求する
当社では「スペシャルティコーヒーの社内基準を作成」しテースティングによる判断の積み重ねを繰り返し、新しい価値を生み出して行く事を宣言しています。
又、スペシャリティコーヒーといったところで、使用段階における豆の状態がもっとも重要であり、そのことを理解せずに、「よい豆」というのは、意味がありません。品質が良いということは、当然スタンダードよりおいしいということです。
しかし利用方法が間違っていたり生豆の鮮度が落ちていれば、スペシャリティであっても価値は低減すということは、きちんと理解しておかなければなりません。生産地の人々と共にコーヒーの品質の正しい理解と、私達が求める美味しい味を伝える事により、スペシャルティコーヒーの生産システム作りに関与し安定供給出来るコーヒーの品質の向上を目指しています。
<高品質スペシャルティコーヒーの基準作り>
■安心安全
農園もしくは地域の特定「トレサビリティ」
自然環境の配慮や労働者の就労条件の向上活動
■栽培品種の特定
■収穫時のチェリーの熟度
■チェリーの摘み取り方式

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2006年12月29日

ガテマラ・コンセーロ

スペシャルティコーヒーの紹介
【農園名】  EL consuelo
【栽培面積】 57Ha
【海 抜】  1400m~1700m
【栽培品種】 Bourbon:80%
       Tipika:15%
【収穫量】  約750B/G
【乾燥方法】 100%天日乾燥
【住 所】  Barranca Grande,
       San Marcos, Guatemala
お買い求めはこちら
●農場に当社の看板を設置し全員で記念撮影を。 con-peoples.gif
コンセーロ農園のあるバランカグランデ村はグァテマラシティからサンマルコスへ約5時間さらに未舗装の山道を約2時間入った所にあり、地名の如く大きな崖っぷちにあります。
この農園は、昨年のSCAAオークションで入賞した農園です。
何と言ってもこの農園の魅力は、コーヒーの木がすべて在来種(ブルボン80%・ティピカ20%)で、植え替えをせず昔ながらの木を守り続けていることです。
またこの農園の管理状況はというと月2回のペースでANACAFEの指導員が技術指導を行なっており、収穫時期には品質チェック表も出し、きちんと管理されています。収穫方法もすべて手摘みによる完熟豆のみを収穫し、また、100%天日乾燥による昔ながらの丁寧な方法で生産されています。
香りと甘み、しっかりとしたボディ感を持ったスペシャルティーコーヒーとして、申し分のない仕上がりになっております。
●見事な樹齢20~30年のブルボン種 ●収穫時に混ざった夾雑物は全て手作業で取り除く。 
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■グァテマラ・サンマルコス地区<バランカグランデ村>視察記
今回のグァテマラの農園視察及び買い付けにあたり、当初アンティグア等の農園を想定していましたが、日本でも名前の通っているアンティグア等の農園は100%ヨーロッパ,アメリカの大手珈琲会社と多年度に独占契約をしており、日本の中小ではもはや上物は入手出来ない状況となっています。
日本である程度情報を入手しておりました昨年のSCAAオークションの入賞農園に辺りをつけて、昨年当社でも扱ったオークランドも想定していましたが、もう一つ味に個性がなかったように感じていた為、今回の産地に的を絞って、アンティグアの農園も数カ所視察しその後バランカ村を訪れました。
バランカグランデ村は元々大農園であったそうですが、現在は農地改革により21農園に分散されているため、大手の輸出業者に直接販売実績がなく、昔ながらの農法を忠実に守り続けている処です。
甘みのあるすばらしい珈琲を生産しているが、何処からも評価される機会がなかったのですが、そんな中昨年のSCAAオークションに出品したところ、16位に入賞したというものです。
入賞しても、小農家の集団であるため大量に消費する大手の欲求に対応出来ず、取り残されているところに今回の訪問となり、組合員全員で出迎えてくれました。
この農園の最大の魅力は、珈琲の木がすべて在来種(ブルボン80%,ティピカ20%)ということ。
植え替えする事による品質の劣化を嫌い、樹齢20年とか30年の樹に今だに現役で実を付けている(他の産地では収穫量が落ちるため15年くらいのサイクルで植え替えを行なっている)植え替えをしないことにより、収穫量は減るが1粒当たりの熟度は増すため、珈琲の実は非常に甘く、それに加えて珈琲専業農家であるため収穫が丁寧で、すべて手摘みによる収穫がなされています。
豊富できれいな水による水洗処理100%・パティオによる天日乾燥と、当社の求めていた在来種で天日乾燥の高地産、熟度の高い珈琲豆が、ここで生産されていたのです。
 本年は、同組合全体の収穫量のうち、セレクトした上物250袋を当社で買い付ける事とし、次年度以降も品質に問題がなければ長期で買い付けの予定です、と伝えての帰国となりました。
品質にあたってもアナカフェ(全国珈琲協会)の指導に基づいて生産しており、品質が大きくぶれる事は無いものと思われます。
ぜひ、本物のグァテマラコーヒーをお試しいただきたいと思います。
●収穫されたコーヒーチェリー  ●山間の崖っぷちに位置したバランカグランデ村。
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2006年12月31日

コロンビア・アンデスマラビーヤ

【生 産 国】     コロンビア
【樹 種】     Tipica 100%
【生産高度】    約1600m
【精製方法】    ウォッシュド、天日乾燥(サンドライ)
【スクリーン】    15up
"アンデスマラヴィーヤ"大きな特徴は何といってもその栽培種にあります。
現地を最初に訪れ驚いたのは、20年以上植えかえること無く、作り続けられている原種「ティピカ種」。昔ながらの丁寧な手摘みによる収穫方法や、水洗により精製処理し、天日でじっくりと乾燥された緑色に輝くその豆は、フルーティで甘い香がします。
この部落では、各農家で収穫されたパーチメントコーヒーは、村の中にある集荷場に集められます。ここで乾燥度のチェックやカップテストが行なわれ品質をクリアした物だけが、町の精製工場に運ばれます。
工場では豆がダメージを受けないように選別機を木製にし、原料貯蔵庫内の温度は15度前後の低温に設定し、きめ細かな品質管理がなされています。
丁寧に栽培、精製された高品質な生豆を再度カップテストし、合格したものだけを輸出。
日本国内では定温の倉庫で保管されます。
こうした手作業で守り続けられた"アンデス・マラヴィーヤ"。昔ながらの奇跡の味がいま復活、入荷致しました。
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コロンビア視察記
コロンビアと日本の時差14時間
成田よりヒューストンを経由してボゴタ空港へ18時間ほどかけてボゴタに降りたちホテルに向かう途中まず第一印象は町がひじょうにきれい、と言うのも今まで私のコロンビアに持っていたイメージとまったく違う印象だったからです。
到着初日はそのままホテルで1泊翌日今回お世話になる日本の商社の事務所に立ち寄り、用意していただいた各産地のサンプル豆をカップテストし農園情報を確認後翌日よりの視察の、スケジュールの打ち合わせをすませ、市内を見学地元のショッピングモールや食品スーパーなど見学しこちらの食の豊さを実感する。またボゴタは標高が2600mあり夜冷え込みますが日中は17~21度前後℃程とひじょうに過ごし易い気候が1年中地上の楽園か?
また人口が700万人ブラジルサンパウロに次ぐ南米第2の都市でもあります。
いよいよ明日早朝からから一気に3~4農園を視察します。

コロンビア中部の産地ボヤカ県コーヒーの産地は標高2600mのボゴタより逆に2000m~1300m位まで下ります、途中向いの山から産地が見えますが期待が膨らみます。 これより一旦谷底1000m付近まで下りさらに農家の有るところまで800m程山道を上って行きます。町に到着して最初にすばらしい教会に圧倒されましたこの町の信仰のあつさが伺われます。 早速コーヒーの集荷場に向うことに
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集荷場には各農家が丁寧に乾燥したパーチメントコーヒーが集まっていました。ここでは乾燥状態や味のチェック等が行なわれエリア単位で仕分けられ整理されます。 早速当日のコーヒーを焙煎し味のチェックに参加しました。思っていた通りの味、今年もいけると確信したところです。
このあと精製場まで運んでパーチメントを外し、精製処理されてさらにカップテストがくり返され袋詰めして輸出の準備となります。
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集荷場を後にして早速畑に直行。
コーヒーの畑と言ってもブラジル等のように整備された物ではなく、農家の庭先で自然の木の下に植えられています。
最近よく耳にすることですが、昔の「コロンビアは美味しかった」ここの農園では20年以上新品種に植え変える事なく、昔のままのコーヒーの原木が存在していました。スペシャルティコーヒーを求めている者は誰もが捜している今や幻の原種ティピカ種がここにあったのです。
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くまなく山の中を見て歩きましたが、化学肥料や農薬を使用している気配はまったく見られません、これでは収穫も他の農場の半分しか収穫出来ないでしょう。
しかし「安全・安心」をキーワードとして原料を確保し製品作りをしている私達としては、これ以上自然で安心出来る物はないと確信しました。今回この農園のものを当社のプロジェクトでアンデスマラビーヤのスペシャルネームを付けて買付ける事としました。
ここで収穫されたコーヒーの実は各農家で丁寧に脱肉機(パルパー)にて果肉を除去し、平均20時間程度かけて処理され2~3回水を入替えながら水洗し果肉をきれいに除去後、数日天日により乾燥し、水分が12%位のパーチメントで集荷場に持ち込みます。
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農家の取り組み
最近日本やアメリカのスペシャルティコーヒー市場の要望に答えて、新しくコーヒーの木を植え付け意欲的に耕作する気運も盛り上がっています。
中でも生産性の上がる新種に植え変えるのではなく、収量が悪くてもスペシャルティコーヒーとして安定供給すれば、生産に見合った価格で取引出来る事を確信したようです。
丁度苗を新しく育成している所を訪問し取組の内容を見てきましたが、最近の他の産地ではあまり見られないティピカ種の苗を育てていました。この取組をみると、3年後5年後もこの地で同じ味を安定して供給出来る形が出来つつあるのかなと、期待が高まります。
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2007年1月 5日

モカ・イりガチェフ

11月5日から10日間エチオピア視察にいってきました。
今回の視察の目的は人気商品の「モカ・アビシニアン」「イリガチェフ」の産地訪問とニュークロップの買い付けが目的です。
10日間のハードスケジュールでしたがオークションセンターやコーヒー精製所や産地の視察シダモ、イリガチェフ農園訪問また輸出業者や国内事情など多くの情報を得ることが出来ました。
今回のコーヒーの入荷は早くても2月頃にはお客様にご案内できる予定ですがご期待ください。
11月5日
関西空港からドバイ経由アジスアベバへ約15時間
ボレ国際空港到着後ホテルに向う15分ほどでこの国の現状を見ることとなりましたあふれんばかりの人と中古の車、街中の幹線道路は舗装されていますが少しわき道はまだ未舗装です、歩道の境界も無くうかつに歩いていると危険です歩行者も平気で道路を横断するし車の運転もかなり過激です。
町は埃っぽくあちこちで新しいビルや建物の工事現場が見られますが日本の建築現場とは比べ物にならないほとんど人力で建築機械はほとんど見当たりません、移動中に車が止まると分離帯や道路の脇から物乞いやってきます。
出発前に得ていた情報から特に驚きはありませんでしたが想像以上のところでした、
写真は今回泊まったシェラトンです。
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写真を見ても分かるように日本のホテルと変わりませんただここだけ別世界で、町へ出ると日本では考えられないような状況です。
当日は今回お世話になる商社の自宅で夕食をご馳走になり、色々情報を入手し翌日よりの視察に備えました。
エチオピア視察
エチオピア・アジスアベバ2日目午前中、今回お世話になる商社の事務所に立ち寄りスタッフに挨拶した後、コーヒーを担当しているマネージャーのyenesh aemissieさんと産地情報を交換し、明日よりのスケジュール打合せ後、早速今回視察のエリアを管理しているoromiya coffee coop uniomの事務所を尋ねる事となり、すぐ出かけることになりました。
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オロミや農協の事務所訪問し、general マネージャーのdegu assfa氏と面談産地事情を確認しました、今年は雨季が長引き収穫が遅れているとの事でした。通常なら今の時期は乾季に入り、雨はほとんど降らないようですが今年は雨が多いとの話でしたが品質には影響が無いとの話です。
収穫は始まっているようなので今回買い付け予定の産地の見学をお願いした所、自ら案内していただける事になり、現地までは舗装道路約5時間・未舗装道路をジープで3時間程かかるとの事で、早朝出発の予定を約束し事務所を後にしました。

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2007年4月14日

マンデリン・トバブルー

★現地買い付けによる最高級コーヒー豆直輸入!!

マンデリン トバブルー1
《インドネシア・スマトラ島よりマンデリン スペシャルティコーヒーを直輸入》

インドネシアで最も信用のあるパワニ-社(輸入業者)より、最高の生豆を入手しています。
味・香り・ボディ(コク)共に本来のマンデリンらしさ、永年探し求めた味がここにありました。
マンデリン トバブルーは自信を持ってお薦めできる味です。
■インドネシア マンデリンコーヒー視察及び買い付け報告記
《マンデリンコーヒーの買い付けへ》
 2002年1月26日~2月1日の期間、インドネシア・スマトラ島にマンデリンコーヒーの買付けに行ってきました。当店ではインドネシアで最も信用のあるパワニー社(輸出業者)より、最高のコーヒー豆を買付けました。
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農場を視察する西岡社長
味・香り・ボディ(コク)ともに、本来のマンデリンらしさ、永年探し求めた味が、ここにありました。トバブルー・・・・口の中にいつまでも残るチョコレート・フレーバーの余韻、自信をもってお勧めできる味です。
《マンデリン トバブルー/品質の特徴》
 マンデリン トバブルーは、最も信用のあるパワニー社の、世界的に有名なバハリ・タンディ氏の指導による原料豆を買い付け、この段階での厳しい品質チェックが行われております。完熟豆(チェリー)を手摘みし、自然乾燥したコーヒー豆を買い付け、精製段階に於いてハンドピックにより欠点豆を除去したものが、マンデリン・グレート1(G1)です。
マンデリン トバブルー3
豆は天日にて自然乾燥される
さらに今回アチェ地区の最高品質の原料をスクリーンアップ(ファンシー)したコーヒー生豆をマンデリン トバブルーと名づけ、[toba burue] スペシャルティコーヒーとして日本に初めて輸入に成功しました 。

マンデリン トバブルー[toba blue] スペシャルティコーヒーとは
当社とパワニー社との共同開発コーヒーに付けられた特別のブランドです。
《地域》
 スマトラ島北部ラウト、タワール湖周辺のアチェ地区の標高海抜1200m以上の高地で生産されるコーヒー豆です。スマトラ島最高品質のコーヒーの産地で、アラビカ種の収穫は10月~3月頃までです。
マンデリン トバブルー4
生豆の状態の善し悪しをつぶさに確認
マンデリン トバブルー5 《アチェ、タケンゴン地区》
 オランダ植民地時代の規模の大きいコーヒー農園が現在は分轄され小農家となっているが元々高原で恵まれた地形であるため安定した品質の原料が入手しやすく高地で湿度が少なく保管状況が良い。
最近の品質のバラつきについて・・・
世界のどの地域にも言えることであるが、在来種に変わり収量および病気や害虫に強い新品種(カチモール)に植え変えられ、それぞれのコーヒー産地で収穫時に混ざってしまう傾向にあります。本来のマンデリンを追求するためには、在来種ティピカの特徴である大粒で平たい、新種カチモールの小粒で丸い、この特徴を利用しスクリーンで選別精製処理をする必要があります。
マンデリン トバブルー6
現地コーヒー農園に当社看板を設置
マンデリン トバブルー7
コーヒー農園の風景
マンデリン トバブルー8
パワニー社でのカップテスト
マンデリン トバブルー9
パワニー社バハリタンディ氏と打合わせ
【2002年 インドネシア マンデリンコーヒー視察日程表】
■1月27日
 関西空港→シンガポール→メダン 所要時間7時間20分
■1月28日
 午前パワニー事務所訪問(商品打ち合わせ)
 メダン→プラパッドまで移動 所要時間4時間
■1月29日
 プラパッド→リントンニフタ(農場視察・情報収集)所要時間3時間
 リントンニフタ→メダン 所要時間10時間
■1月30日
 午前パワニー事務所訪問(商品打ち合わせ、カップテスト)
 午後パワニー精製工場訪問。処理方法等打ち合わせの後、
 パワニー事務所にて、最終決定された珈琲生豆に
 マンデリン トバブルー[toba blue]スペシャルティコーヒー
 と命名され、専用生豆麻袋に入れられて輸出することが決まった


マンデリン トバブルー10
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