★コーヒーミルの秘密~コーヒーマイスター松崎~
皆さんは普段どんなコーヒーを飲んでいますか?
日本では最近、エスプレッソというイタリア発の濃厚なコーヒーが人気です。
家庭では、今では当たり前のようにコーヒーメーカーやハンドドリップでたてているコーヒー...
しかしながら日本人にとってコーヒーは歴史が浅いのです。
1877年:初めて日本にコーヒー豆が輸入された
1886年:東京・日本橋に日本初のコーヒー店「洗愁亭」が開店
1888年:東京・上野に日本初の本格的喫茶店「可否茶館」が開店 ざっとみて約130年!
驚くことに、コーヒーの歴史はもっと古く13世紀にさかのぼるのです。コーヒーの粉を湯で濾して飲む現代人の感覚からはかけ離れた飲用史があるのです。
コーヒー発見伝の一つ、「イスラム教の僧侶、シェーク・オマールの伝説」によると...
13世紀の中頃、コーヒーの発祥の地・アラビア半島のモカから、罪に問われ追放されたシェーク・オマール。ひどく飢えたオマールが見つけたのは小鳥が食べていた赤い実。その実を煎じて飲んだところ、とても良い香りを放ち生気がみなぎったのです。
その後、彼は多くの病にかかった人々をこの赤い木の実で救い、国王から許しを得、後に聖者と崇められました。
このように、コーヒーは飲み物というより漢方薬のような秘薬だったのです。当然このようにコーヒーを食用・飲用していたこの時代には、現代のように便利な器具はありませんでした。
コーヒー発祥の地:エチオピアでは客をもてなす儀式として『コーヒーセレモニー』を行います。そこでは、フライパンのようなもので豆を焼き、臼で砕き、煮出して粉は濾さずにカップに注ぎ飲みます。
(キャラバンサライでは昨年、実際に野外でコーヒーセレモニーを行いました。)
●コーヒーミル:別名グラインダー(Grinder)-焙煎したコーヒー豆を抽出するために挽き砕く機械
コーヒーミルには電動と手回しがありますが、もっとも歴史のある手挽きコーヒーミルは、1840年に発明・開発されたプジョーのミル「プジョーノスタルジー」。フランスの自動車メーカーとしも有名なブルーライオンが目印のプジョー。実はペッパーミル等も手がけた先駆者だったのです。およそ160年の歴史を誇る高精度と回転のよさ
。高額ですが人気の商品です。
私のオススメのミルは業務用を家庭サイズにコンパクト化した「カリタナイスカットミル」と職人が手づくりで作った「カリタダイヤミル」(もうカタログには載っていません)
すり鉢でつぶしていた昔と便利な器具が豊富な現代。たくさんの中から自分の生活スタイルに合わせてミルを選びましょう。

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