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コーヒーミルの秘密


コーヒーの香りの60%は挽いた瞬間に失われる!

★コーヒーミルの秘密~コーヒーマイスター松崎

「コーヒーのいい香りがするわね。こんな場所で、働けて、うらやましいわ」とよくお客さんに言われますが、実際店内にいるとコーヒーの香りを特に感じることはありません。...が、驚くことに休み明けに店に入ると、なんともいえない良い香りがするではないですか!! 

日々、コーヒー豆の挽き売りをしていますが、いかに挽いた瞬間に香りが広がるか、想像できるのでは・・・もちろん鮮度の高い豆を挽いてこそ、心地よい香りが充満するのです。(逆に、古いコーヒーを使うと"ツン"とした香りが・・・)ただし、挽いた瞬間に空気に触れる接触部分が増えて、急速に酸化が進むということも知っておいてください!

赤いミル.JPGのサムネール画像ここ最近では、お茶の文化が根強い日本でも、コーヒー文化が定着してきたのか、自分でこだわりを持って、豆を選び、器具を使う方が増えてきています。(私が入社した数年前より、はるかに多くの人が、家庭でミルを使っているのです)

店頭には、ミルコーナーに~コーヒーの香りの60%は、挽いた瞬間に失われる!コーヒーミルを買おう!と販促ポップがあります。....購入する人の大半が、香りを失うことを嫌うのです。おいしいコーヒーに香りは欠かせないのですね。

こうして、ミルを買い、自宅で挽く方が増えてきて珈琲屋としては、お客様が豆で買いどのように挽き、たてているのか見えにくく、想像の範囲で会話をするので接客が難しいなーと感じることもあります。

せっかく新鮮な豆を買っているのに、「上手く味が出ない」「いつも挽いているけど、豆で買うほうが鮮度がいいよね」「ミルはあるけど、うまく挽けないから挽いて買っている」etc...と聞くこともあります。

料理人は、自分の作った料理に塩や醤油を一口も食べないうちに入れられると腹がたつらしい。美味しく味付けしてあるからです。コーヒーも同じように、素材が生きる挽き方、入れ方、飲み方があります。それを頭に入れた上で、飲んでいただけると、うれしいなーと感じます。コーヒーがうまく入れられないならどうしたらよいか、アドバイスするのも大事な仕事の一つです。

ポイントは、[挽きたて=美味しい]ではなく、ミルの使い方をきちんと理解し、正しく保存した豆を抽出器具に合わせた粒度で均一に挽くということ。(もちろん淹れ方も大事)

粒度と味の関係は細かく挽くほど苦味は強く、荒く挽けば挽くほど苦味は弱くなります。(下図参照) 粉の粗さ.JPG


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