★ネルドリップって美味しい?~コーヒーマイスター西崎
普段ほとんどペーパードリップで淹れている私にとって、改めてネルドリップって「ちょっと難しいかも...?」「でも...とっても奥深いなあ」というのが本音です。
もちろん今までもネルで淹れて「あっ美味しい!」と思ってはいたけれど、こんなに淹れる人の力量(!)が、そのまんま出来上がりの味に影響する器具もないと思います。
同じドリップ式でもペーパードリップとは全く違う。同じようにポットからお湯を注いでも、フィルターの形状が違うので...
●ペーパーはドリッパーで支える
●ネルはフィルターそのものでコーヒーの液体をろ過する...この構造上の違いについては次回。
今回は私がネルについて感じたいちばん素朴なギモン、、、
「ネルの起毛は内側がいいのか?外側がいいのか?」
起毛を内側にすると起毛にコーヒーの粉や油分がからまって目詰まりしやすい...ということが言われています。実際に起毛を内側にしてドリップすると、外側に比べて明らかにコーヒーの抽出速度は遅いようです。
※コーヒーの粉25gに対してカップ3杯抽出
これを内側と外側でそれぞれ3回やってみたところ、各回とも内側の場合は外側より約15~25秒、抽出が遅い。(使用したネルが数回だけ使用した新しいものだったので、抽出速度が比較的早かったせいも関係していますが...)
そして肝心の味は、、、
起毛が内側の場合は、時間がかかっている分ちょっと濃い目、甘味を感じるこってりした印象。
外側の場合は、やはり起毛に粉が引っ掛からない分、さらーっと落ちたので...すっきりした印象。雑味がなくておいしい。
どちらがベストということは簡単には言えないけれど、じっくり抽出をするのなら起毛を内側に。
すっきりクリアな味を目指したいなら外側に...がおすすめです。

キャラバンサライHPへ

