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次世代コーヒーメーカー


コーヒーマシン・センセオ③

★次世代コーヒーメーカー~コーヒーマイスター脇坂

新コーヒーシステム「センセオ」の今後について考えてみたいと思います。

センセオ+クレマコーヒー.JPG日本市場には少しずつ浸透していますが、ヨーロッパでの大ヒットという程の反響は今のところありません。ヨーロッパでは2000年に販売が始まってから5~6年間の間に、レギュラーコーヒー市場の50%にセンセオ本体が行き渡りました。それは2世帯に1台センセオがあるということです。

なぜ日本と比べてこれほど普及していったのでしょうか?ヨーロッパでセンセオが必要とされた理由の一つに、それまでのコーヒーメーカーの不満点の改善があります。それは1杯ずつ抽出できることで長時間保温によるコーヒーの煮詰りを解消し、無駄なく新鮮なコーヒーを楽しむことができます。こうした不満点は日本にもあると思いますが、日本ではそれを解決するために「簡易式ドリップバッグ」が開発されました。これが日本では広く普及したため1杯ずつ抽出するセンセオの利点が目立たないように感じます。

この簡易式ドリップバッグの使用が日本とヨーロッパでのセンセオ普及の差に出ていると考えます。では日本ではヨーロッパほどセンセオが使われることはないのでしょうか?

ドリップバッグは1杯ずつ抽出するというニーズをセンセオより先にとらえていて、センセオ普及に影響したかもしれません。しかし、コーヒーメーカーとしての大きな可能性があります。機械で自動抽出する便利さはコーヒーメーカーに勝るものはありません。ドリップバッグは手動で作る手間とお湯を沸かす時間ロスがあり、自動的・スピードの点でセンセオに劣ります。他の抽出方法にしても同じことがいえます。

機械としての利点を生かすことでまだまだ普及が広がる可能性があります。例えばオフィスなどで慌しい勤務中に仕事の手をさほど止めずにコーヒーを淹れることは効率的です。オフィスコーヒーとして最適だと思います。ドリップバッグより、もちろん従来のコーヒーメーカーと比べてもスピードの点でセンセオは高く評価できます。

今後、日本でセンセオが活躍するにあたってクリアしなければならない大きな問題点は、1杯あたりのコストだと思いま センセオ専用オリジナルコーヒーポッドす。ポッド1杯あたりの価格が50円前後しますので、便利で美味しいといっても頻繁には使用できません。1杯19円と宣伝するドリップバッグと比較されやすく、消費者には価格の高さが目立つようです。オフィスでの使用を考えてみても、経費を抑えたい部分ですから使いたくても使えなくなります。

ポッドのコストを抑えるためには生産量を増やすことが単純に有効です。たくさんまとめて作れば安くなるのは当然ですが、そのためには消費量を増やさなくてはいけません。コーヒー業界各社がセンセオの取り扱いをしていますが、全体として力を入れて取り組んでいる雰囲気はまだ感じません。全体で盛り上げていくことができれば、コスト減につながり消費者の認識も変わってくるのではないかと思います。

次代を担うコーヒーメーカーとして高い潜在能力をもつセンセオに期待しています。

 

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