★木になる!コーヒー~コーヒーマイスター上原
コーヒーの木にも品種があるのをご存知でしたか。缶コーヒーで
「アラビカ100%使用」という広告を目にする機会もあると思いますが、
これは品種を意味しています。普段飲んでいるコーヒーには産地以外に
品種の違いもあるのです。コーヒーの木の品種はとても沢山ありますが、
その中でも飲用として、市場に流通、販売されているのは2種類、
アラビカ種とロブスタ種(カネフォーラ種に属す)です。
アラビカ種は世界の総生産量の70~80%を占めています。原産国はアフリカの
エチオピアで、ブラジルをはじめコロンビア、ジャマイカなどの有名なコーヒーの産地で
生産されています。栽培条件は平均気温15~24℃、標高450~2500mが適し
気候や雨量、土壌なども限定されやすく、また耐病性も低い特性があります。
一般的にアラビカ種は味や香り、品質もよく高値で取引されています。
自家焙煎店などのコーヒー店で取り扱かわれている殆どが、このアラビカ種です。
ロブスタ種は世界の総生産量の20~30%を占めています原産国はアフリカの
コンゴです。生産国はベトナムやインドネシアが有名です。栽培の条件は平均気温
24~30℃低地での栽培も可能で病害虫にも強いのでアラビカ種に比べ栽培管理が
しやすい品種です。また成長も早く収穫量が多いのも特性です。コーヒー豆の形は
よく見るアラビカ種の平べったい楕円形に比べ丸みのある形をしています。
価格は安価なためインスタントコーヒーや缶コーヒー、安いレギュラーコーヒー
などに多く使われています。味は一般的に苦味が強く、独特な(煎った麦のような)
香味があります。ブレンドのアクセントやイタリアではエスプレッソのブレンドにも
使われたりもしています。
ちなみに写真はインドネシアのバリ島にコーヒー農園の見学に行ったときのもので、標高は800m程の山間部で野生のコーヒーの木を撮ったものです。
見にくいですが、アラビカ種の木とロブスタ種の木が写っています。不思議なことに
この写真の地域から標高の低い地域では多くロブスタ種の木を見つけましたが、ここより標高が高い地域では殆どアラビカ種の木ばかりでした。

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