★珈琲徒然(つれづれ)~コーヒーマイスター高江
『100g7350円のコーヒー!』と聞いてどんなコーヒーを想像するでしょうか?
素晴らしい香り、なめらかな舌触り、ひとくち飲めば身体いっぱいに広がる、とろけるような甘いアロマ...それはそれは言葉では語れないような風味なのかな~?
UCC上島珈琲が昨年インド洋にあるフランス領"レユニオン島"で65年ぶりに復活させたという「ブルボンポワントゥ」。このコーヒーはエチオピアを起源とするアラビカ種の原種がイエメンを経由して"レユニオン島"で栽培されるようになったもので、
フランス王朝、ルイ15世が愛飲したことで有名。1942年、この島を襲ったサイクロンの被害に遭い、そ
れ以来コーヒーの栽培は行われていなかった。このコーヒーをUCCが8年の歳月をかけて復活させたのです。このコーヒーの話が業界でも話題になり、輸入業者や商社の人たちが同じようなコーヒーを探して販売しました。その中の一つがキャラバンサライで扱っている「カレドニア・リロイ」(100g2800円)。レユニオン島から伝播したものをニューカレドニアで栽培し続けているものです。その途中でブ
ルボン種が突然変異を起こし、今ではリロイ種という品種になっています。もともと、この種のコーヒーは原種に限りなく近いため、生産性が低く手間もかかるので、コーヒー産業が盛んな国々では見向きもされません。この「カレドニア・リロイ」も年間僅か200~300キロ程しか収穫されず、主にフランスの高級グルメ店へ輸出されているそうです。写真(上がリロイ種、下がブルボン種)で見るように非常に変わった形をしています。フランス語で「ポワントゥ」とは「尖った」という意味。その名の通り豆の先が尖っていて、とても小さく細長いので焙煎も結構大変なようです。味は癖がなく、フルーティな甘い香りが特徴です。もう一つこのコーヒーには特徴があって、カフェインの含有量が一般的な他の品種に比べて約50%と少なく、天然のカフ
ェインレスとしても注目されるコーヒーです。この夏、ニューカレドニアへ旅行したスタッフが買ってきた「CAFE LE ROY(カフェリロイ)」。その下に「BOURBON POINTU(ブルボンポワントゥ)」と明記してありました(写真参照)。同じものなのかもう少し調べてみたいと思います。

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